前回のあらすじ
天は聞いてしまった。八空が病であること、父と母のこと、そして八助たち八兄弟が幼い頃に負った苦しみも…。天は音を立てぬように涙して誓う「弟は必ず自分が守る」と。その頃、旧政府へと向かう八忠と潤。かつて大火が起こったというその場所で八忠の口から何が語られるのだろうか?
第20話、お読みいただきありがとうございました。
八忠は潤をはじめ政府の狐には、自分は一人っ子だと嘘をついているようです。けれど、もし「神使の子が皆 母と同じ毛色になる」という話が本当なら、天と空は兄弟ではないということに…?
次回は天、空、八助のターンに戻ります。お楽しみに。