前回のあらすじ
盆に帰省しなかった八忠は、政府の女狐、潤(うるう)と共に、「旧政府」へと向かっていた。道中、潤は何かが書かれた紙飛行機を拾いニヤリと笑う。一方、八尾家では、八助たち大人が子供らには内緒で重要な話をしていた。ところがタイミング悪く、天がその話を耳にしてしまう。それは天空の父と母の話だった。
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第19話、お読みいただきありがとうございました。
次回は再び八忠のターンです。大火の起こった旧政府とは一体どんなところなのか……。お楽しみに。